断簡零墨

九州は福岡市美術館に、鎌倉時代の重要文化財である「病草紙断簡・肥満の女」という絵画が残っています。これは良く見てみると面白くて、非常に太った女が一人では歩けなくて両脇を抱えられてやっと歩いているといった絵が描かれています。肥満を風刺していてなかなか面白い断簡です。
奈良時代の古文書で、「造仏所作物帳」の断簡がある。733年に光明皇后の願いにより建立された興福寺西金堂の建設方法に関する書簡である。建築のための材料の所要量などが記されている。これらの断簡は奈良県は東大寺にある、正倉院にあったものらしい。奈良時代の事をしる重要な資料である。
明治44年に和歌山県の長保寺で、大門と木造金剛力士立像の修理が行われたのだが、そのときに像内から「納入文書断簡」なるものが発見されたらしい。これは鎌倉時代の当時、金剛力士立像を建立したときの請負契約書のようなものらしいのだが、この断簡は保存状態が良くないのだが、当時の貴重な資料に間違いは無い
7世紀後半から8世紀後半頃にかけて編纂された日本最古の歌集「万葉集」、その「万葉集」の断簡があるらしい。断簡とはいえ1200年も前の書物が残っているのだから驚きである。かつて天皇、貴族、防人などいろんな人が詠んだ4500首以上もの歌が集められている万葉集。その現物なのだから是非一度見てみたいものだ


三国志断簡4三国志断簡5

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